韓国財閥一家の欲望渦巻く世界を描いた「蜜の味 テイスト オブ マネー」

 - アジア映画

   

「蜜の味 テイスト オブ マネー」は2012年に韓国で公開された作品です。監督は「ハウスメイド」で注目を集めたイム・サンス監督。韓国財閥一家における欲望が渦巻く世界を描いています。第65回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門にノミネートされた作品です。

衝撃作「ハウスメイド」の続編と言える映画

蜜の味 テイスト オブ マネー出典:https://charlieelgar.wordpress.com/2014/01/21/film-review-the-taste-of-money-2013/

2010年韓国の劇場で大ヒットした映画「ハウスメイド」で監督をつとめたイム・サンスの作品です。今作品は「ハウスメイド」の続編といえる内容になっており、監督自身は「ハウスメイド」の子どもが大人になった後のストーリーと表現しています。金と女におぼれた上流階級の一家を過激な描写で描いており、引きこまれるように最後まで見てしまう作品です。

主人公は金と欲望の泥沼に足を突っ込んでしまう

主人公チュ・ヨンジャクは財閥一家に仕える室長で純朴な青年。財閥の実権は婦人のペク・クモクが握っており、彼女は目的の為には手段を選ばない性格の女性です。夫の会長は金のために結婚を選んだ男であり、自分の虚無感を埋める為に日々若い女性と関係を持つ生活を行っていました。あるとき、会長は外国人メイドに夢中になり、妻との離婚を決意します。妻はその腹いせにヨンジャクに肉体関係をせまり、お金の誘惑に負けたヨンジャクはそれを受け入れてしまいます。金と欲望の泥沼に足を踏み入れたヨンジャクの人生は更なる悲劇へと向かいます。

登場人物は欲におぼれた人ばかり。そこがこの映画の面白さ

登場人物は金や女などの欲におぼれた人物ばかりであり、そこがこの映画の面白いところです。人間の欲深さや弱さを過激な描写で表現しており、見てはいけないものを見ているような気持ちで最後まで見てしまいます。お金があっても信頼できる人がいなければ人生は寂しいものであり、お金よりも心を通わせることが出来る友人や愛人、家族の存在が大事であることを感じさせてくれる映画です。

「蜜の味 テイスト オブ マネー」はお金の力を使えばなんとでもなると考えている財閥一家を描いた物語です。最後にはお金とは何か考えさせられる映画です。

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題名 蜜の味 テイスト オブ マネー
監督 イム・サンス
出演 キム・ガンウ
ペク・ユンシク
制作年度 2012年
本編時間 115分
製作国 韓国

ライター:ファンキーゴリラ