伽椰子の恐怖再び!「呪怨2」

 - 邦画

   

あの人気ホラー映画が、キャストを一新して再び

日本のホラー映画の代表作として人気を博した「呪怨」。その続編となるのが、ここで紹介する「呪怨2」です。

呪怨2出典:http://kakipyi.fc2web.com/2nd/juon_2.html

ホラー映画にありがちなのが、シリーズを重ねるにつれてその恐ろしさ、スリリングさが失われていくということ。種々のメディアに目を通してみても、『1の方が面白かった』『同じような演出で正直、飽きた』と言った感想はよく見ます。邦画、洋画を問わず、予想外の事態が見る者の恐怖をあおるというこのジャンルの難しいところでしょう。

ですが、そんなファンの心配を吹き飛ばしてくれるのがこの「呪怨2」です。キャストを一新、ストーリーの切り口も前作とは全く違ったものとなった本作は、ホラー映画にありがちなマンネリズムの不安をたやすく解消してくれています。伽椰子の怨念という、根本的なモチーフは共通しているのですが、心霊番組のレポーターや、エキストラの大学生と言った新たな登場人物たちによって、物語は違った側面、違った意味での恐怖、ホラーを見せてくれています。

ホラークイーンを襲う恐怖の呪怨

呪怨2出典:http://blogs.yahoo.co.jp/ckrjf992/4838532.html

本作の主人公原瀬京子は、ホラークイーンの異名をとる人気女優。そんな彼女がとある心霊特番でレポーターをつとめた日の帰り、婚約者の石倉が運転する車が野良猫を轢き殺してしまいます。その野良猫をしっかり弔わなかったせいで、おぞましい現象に巻き込まれ、交通事故から意識不明の重体となってしまう石倉と、重傷を負った原瀬。原瀬は自分の身体だけでなく、身ごもった子どもも流産してしまいます。ところが、その後に医師から告げられたのは”子どもは順調に育っています” という信じがたい言葉でした。

もう一人の主人公、朋香は、心霊特番のロケで京子とともに心霊スポットに赴くことに。そこで向かった先が、かつて「呪怨」でおぞましい殺人事件が起きたあのアパートでした。共に恐ろしい心霊現象に巻き込まれた経験を持つ京子と朋香の二人は、番組のエキストラをつとめた大学生の千春とともに、おぞましい事件に巻き込まれてしまうのでした。しかしながら、それはさらに恐ろしい事件の序章に過ぎないのでした・・・。

ホラークイーンを映画初主演の酒井法子が熱演

呪怨3出典:http://blogs.yahoo.co.jp/ckrjf992/4838532.html

日本を代表するホラー映画として名高い「呪怨」シリーズですが、本作で注目を集めたのが、原瀬京子を演じる酒井法子さんでしょう。ドラマの俳優としては、『ひとつ屋根の下』シリーズや『利家とまつ』など、華々しいキャリアの持ち主です。ですが、映画主演は本作が初というから驚きです。そんなホラーはもちろん、映画自体初主演の彼女が演じるのが<ホラークイーン>の異名をとる女優という役どころ。演じるには難しい挑戦ですが、彼女は見事にこなしています。

監督をつとめるのは、前作と同じく清水崇。前作とはキャスティングを一新しながらも、身の毛もよだつような演出は前作に負けず劣らず冴えわたっています。

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ライタープロフィール

ハニー・バニー
ハニー・バニー
邦画も洋画も何でも見る雑食派の映画好きです。人気のある鉄板映画より、クセの強い意外性抜群の映画が好きです。投稿者名はタランティーノ映画、「パルプ・フィクション」の登場人物の引用。

ライター:ハニー・バニー