第二次世界大戦を描いた戦争映画の名作7選!

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有史以来、地球上で戦争がなかった時代はほとんど皆無とさえ言われるほど、人間同士の争い事は絶えない。それだけに映画、音楽、小説、写真、絵画など様々な表現方法で取り上げられ、たくさんの佳作が遺されている。映画でも戦争を扱った作品は枚挙に暇がないが、特に第二次世界大戦を描いたものは多い。世界中を巻き込んだもっとも最近の戦争だから映像化しやすいということもあるだろうが、戦闘そのものを描いたものもあれば、市井の人々に寄り添ったものなど、ストーリーは多岐にわたる。そこで、見逃してはいけない戦争映画7選!

◆「鉄男」などで知られる塚本晋也監督が、戦後70年となる2015年に発表した問題作「野火」。大岡昇平原作小説の二度目の映画化だが、自ら主演し戦時の兵士らの狂気に切り込んでいく。

「野火」

人間の尊厳と戦争の本質へ迫る戦争映画の傑作「野火」

◆戦後が舞台だが、戦争により激変してしまった日常を必死に生きる人々の<闇>を浮き彫りにする。常にベストランキング上位に入り、映画史上に名を遺す傑作。CMなどで誰もが一度は耳にしたことのあるテーマ曲でも有名。

「第三の男」

「第三の男」戦争の影を背負った人々の姿を巧みに描いたサスペンス

◆真珠湾攻撃の直後を描いたコメディ映画「1941」の興行的失敗の反省からか、少年の目線で戦争の悲惨さを訴えたスピルバーグ監督作「太陽の帝国」。後にバットマンを演じたクリスチャン・ベール、13歳の映画デビュー作。

「太陽の帝国」

「太陽の帝国」日本軍の捕虜となったイギリス人少年が収容所でたくましく成長していく

◆2005年に終戦60周年記念作品として製作され、興収約51億円の大ヒットを記録した「男たちの大和 / YAMATO」。大和の一部を実物大で再現したオープンセットが話題となった。監督は多彩なジャンルの映画を手掛ける大御所佐藤純彌。

「男たちの大和 / YAMATO」

2005年、終戦60周年を記念して作られた戦争映画「男たちの大和 / YAMATO」

◆老いることを知らないクリント・イーストウッド監督が、日本とアメリカのそれぞれの立場から大戦を捉えた二部作の日本編。出演者がほぼ日本人のみで、セリフも日本語だが、アメリカ映画という稀有な作品。

「硫黄島からの手紙」

クリント・イーストウッドが世に問う第二次世界大戦とは。日本人目線で描いた「硫黄島からの手紙」

◆若き特攻隊を見送り続けた、食堂経営者の鳥濱トメを描いた感動作「俺は、君のためにこそ死ににいく」。トメを岸恵子が演じたほか、窪塚洋介なども出演。元都知事石原慎太郎氏が脚本を書いた。

「俺は、君のためにこそ死ににいく」

「俺は、君のためにこそ死ににいく」鳥濱トメによって語られる悲しき特攻隊の物語

◆ユダヤ系のスピルバーグ監督が、ホロコーストに正面から向き合って描いた実話の映画化「シンドラーのリスト」。ドイツ人実業家シンドラーをリーアム・ニーソンが熱演。スピルバーグにとって初となる作品賞や監督賞などアカデミー賞7部門に輝く。

「シンドラーのリスト」

「ブリッジ・オブ・スパイ」のスティーブン・スピルバーグ監督が実話を元に描く、映画史に残る名作「シンドラーのリスト」

ライター:でっかーど