「王様とボク」大人になりたくない十代の気持ちを、映画初主演の菅田将暉が表現する

 - 邦画

   

大人と子供の線引きは、明確なようで難しい。ですが、なりたくなくても子供はやがて大人になってしまうものです。「王様とボク」は十代の少年達の葛藤を描き出した青春映画です。映画初主演となる菅田将暉と、重要な役柄を演じる松坂桃李。彼らは2017年1月公開の映画「キセキ あの日のソビト」でもダブル主演として共演しています。

「王様とボク」のあらすじ

王様とボク出典:https://eigapedia.com/movie/ohsama-to-boku

18歳の誕生日の夜、ミキヒコ(松坂桃李)は恋人のキエ(二階堂ふみ)と初めて結ばれる。その時、ふとモリオ(菅田将暉)の事を思い出した。彼は6歳の時に事故に遭って以来、昏睡状態で眠り続けているのだった。そんな日々が過ぎゆく中、モリオが意識を取り戻したという知らせが届く。だがモリオの心の年齢は、事故に遭った6歳の時から進んでいなかった。ミキヒコはモリオを通して自分の少年時代に思いを馳せる。

“大人になる”とは、どういうことだろう

王様とボク出典:http://jfdb.jp/en/title/3430

この映画の問いかけは単純で、それはずばり『大人になるということへの懐疑』です。それに悩むのは6歳児の心のままのモリオと、18歳という多感な時期を過ごすミキヒコ。モリオの境遇は少々残酷で、言ってしまえば彼は大人でもなければ子供でもないというイレギュラーな存在になっています。ミキヒコも、将来のことで漫然とした不安を抱える日々。物語の終盤では、彼ら自身に大人側と子供側のどちらかを選ばせるかのようなシーンが出てきます。若者向けの青年映画ではありますが、大人の方でも観て楽しめ、考えさせられるような作品になっています。

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映画みちゃお!の映画情報

題名 王様とボク
ジャンル 青春
監督 前田哲
出演 菅田将暉
松坂桃李
相葉裕樹
制作年度 2012年
本編時間 84分
製作国 日本

ライター:気付いたら家