「ブーリン家の姉妹」“運命的な恋愛”と“テクニック恋愛”どっちが勝つ?

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「ブーリン家の姉妹」は、ヘンリー8世に愛された2人の姉妹を描いた作品です。姉のアン役にナタリー・ポートマン、妹のメアリー役にスカーレット・ヨハンソンと、日本でも人気の女優が出演しています。

ブーリン家の姉妹出典:http://www.toutiaoabc.com/index.php?app=news&act=view&nid=105479

王に世継ぎが産まれないと聞いたブーリン家が、姉妹を王の愛人にしようと目論んだことから、この映画は始まります。どちらも王と関係を持ちますが、それぞれの恋愛プロセスは真逆。今回はその点に注目してご紹介していきたいと思います。

“運命の出会い”で王に選ばれた妹・メアリー

ブーリン家の姉妹出典:http://thecia.com.au/reviews/o/other-boleyn-girl/

『恋愛において、ハプニング・タイミング・フィーリングの3つの“ing”が大切』という話を聞いたことはあるでしょうか?この映画におけるブーリン家の妹メアリーは、まさにその3つの“ing”を満たし、姉より先に王に愛された女性です。

ブーリン一家は美しい姉のアンを王の愛人にしようと、狩りデートをセッティングしましたが、そこで王が落馬するというハプニングがありました。そしてそのタイミングで看病したメアリーと王が接近し(いわゆる運命の出会い)、フィーリングが合い、2人は結ばれたのです。

“恋愛テクニック”で王を落とした姉・アン

ブーリン家の姉妹出典:http://kimageru-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-976d.html

一方、メアリーと共に宮廷に入った姉のアンは、テクニックで王を落とします。あることがきっかけで一時フランスへ飛ばされてしまうアンですが、賢い彼女はそこで教養を培ってきました。

イギリスへ戻ってきた彼女は、さっそく宮廷でコミュニケーション力を披露。女好きな王も当然アンを気になりだし、メアリーそっちのけで高価なプレゼントをするなど、熱烈にアプローチします。しかし彼女は受け取らず、『私を一番にしないなら相手にしない』という毅然とした態度を貫き、王を夢中にさせていくのです。

夢中にはできても愛されはしない?

ブーリン家の姉妹出典:http://ur0.work/BXrt

2人の恋愛の違いを見て、いわゆるモテるテクニックというものは、“彼女”という肩書きを掴む方法ではあっても、真実の愛を掴む方法ではないと改めて痛感しました。メアリーの時とは違い、アンが初めて王に抱かれたときは、大切にされているとはいい難い強引なものだったからです。

テクニックをうまく使えば、一時は相手を自分に夢中にさせられるかもしれません。しかし、それが必ずしも愛されるということではないようです。

同じ人とほぼ真逆のプロセスで恋愛したブーリン家の姉妹。史実が元になっているので歴史ものとしても楽しめますが、2人の恋愛の仕方を比較して観るのも楽しいですよ。

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ライタープロフィール

表ひつじ
表ひつじ
映画やライフスタイル記事を中心に執筆する新卒フリーライター。学生時代nanapiやSHERYLでライティング・編集を経験。アンニュイな映画やごちそう映画を中心に幅広く鑑賞します。

ライター:表ひつじ