ビジネスマンなら一度は観たい映画「ファッションが教えてくれること」

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今回ご紹介するのはドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」。あの世界的なファッション雑誌[VOGUE]の敏腕編集長アナ・ウィンターと、共に働く仲間たちが、[VOGUE]9月号(特大号)を作るまでのプロセスを追った作品です。

「プラダを着た悪魔」のモデルと言われている編集長

ファッションが教えてくれること出典:http://alchetron.com/The-September-Issue-52892-W

アナ・ウィンターは、ファッション映画で有名な「プラダを着た悪魔」の編集長・ミランダのモデルとなったと言われている人物。ミランダはアシスタントにハリー・ポッターのまだ出版されていない新作を手に入れるよう要求するなど、"悪魔的" なキャラクターでしたが、モデルとなったアナは映画ほどの無茶ぶりはしません。

ただ、現実のアナは<氷の女>と呼ばれるだけあって、その手腕や大物ぶりを見ていると、ミランダのモデルとなったことも納得できます(建物の内装も映画とそっくり!)。彼女の服を見る鋭い目は、すべてを見透かしているような印象でした。

人が作り上げた物を切り捨てる勇気

ファッションが教えてくれること出典:http://www.mydomaine.com/celebrity-offices-anna-wintour-kate-spade-jenna-lyons-office

アナのすごいところは、取捨選択のすばやさ。スタッフがどんなにこだわって時間とお金をかけて作ったものも、『なし』とスッパリ却下します。そこに『せっかく作ったものだから』なんていう精神はなく、あるのは『いかにすばらしいVOGUEを作るか』という意識のみ。

これを見て思い出した話があります。あるデザイナーと一緒に、某大手配給会社さんのところへ打ち合わせに行ったのですが、そのとき私達が提案したものがあっさり却下されたんですね。

それ自体はビジネスならよくあることなのですが、そのクライアントさんは、却下の仕方がとてもスマートでした。ゴチャゴチャ言わず、ただ『ごめんなさいね』と自分の感性で素早く良し悪しを決めた(しかも嫌な感じは全然しない)その方を見て、かっこいいなぁと思ったものです。

多くの優秀なビジネスマンは、スマートな決断力を持っているのかもしれませんね。

すべての働く人に観てほしい映画

ファッションが教えてくれること出典:http://www.kino.de/film/the-september-issue-2009/

プロ意識の塊のようなアナ・ウィンターの働き方は、芯があるのにただの頑固者にはならない、かっこいいスタイルです。反感を買うことも多そうですが、『いいものを作りたい』という気持ちが伝わってくるので、ついていく人が多いのでしょうね。ぜひビジネスマンには一度観てほしい映画です。

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ライタープロフィール

表ひつじ
表ひつじ
映画やライフスタイル記事を中心に執筆する新卒フリーライター。学生時代nanapiやSHERYLでライティング・編集を経験。アンニュイな映画やごちそう映画を中心に幅広く鑑賞します。

ライター:表ひつじ