iPadで映画レンタル!メリットと使ってみた動画配信サービス

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iPadでの映画レンタルで移動中も退屈なし!

出典:Pixabay

休日の楽しい旅行や遠くへの出張。長い移動時間で退屈してしまうことがあります。そんな時に便利なのが、iPadでの映画レンタル。iPadで映像を観るだけなら、乗り物酔いしやすい筆者でも気分は悪くならないし、長い移動時間もあっという間です。移動中あまりやることがないなら、大好きな映画や観たくて観られなかった映画の鑑賞時間にしてみてはいかがでしょうか。きっと退屈知らずのまま着いてしまいますよ。

現在の動画配信サービスは新作の配信が早いので、比較的最近の映画もレンタルできます。手軽に持ち運べるiPadに動画配信サービスのアプリを入れて、あらかじめ観たい作品を選んでおくとスムーズ。この前話題になった映画を観ておけば雑談のネタになるし、これから行く場所や体験する文化が舞台になっている作品なら、街の雰囲気を知ることもできます。もちろん、洋画で英語のリスニング力を養うのにも最適です。

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iPadで映画をレンタルするメリットは?

iPadで映画をレンタルしよう

出典:Pixabay

iPadで映画をレンタルするメリットは5つあります。

映画を手軽にストリーミング配信で観られる

iPadWi-Fiモデルとセルラーモデルの2種類があります。いずれもネットに接続さえできれば動画配信サービスで配信している映画をいつでも観られます。わざわざディスクを借りてくる必要もないし、ディスクやプレイヤーを持ち運ぶ必要もありません。

iPhoneより画面が大きく見やすい

映画を観る場合、iPhoneの画面はやはり小さいのが難点。人物の表情や背景の変化が見にくいと、せっかくの演出も一部しか観られなくなってしまいます。それに対して、iPadならiPhoneより大きな画面で観られます。iPad miniから12.9インチのiPad Proまでいろいろなサイズがあるので、お好みの大きさで楽しみましょう。

持ち運びしやすく扱いやすい

ストリーミング配信の映画を観るのはパソコンでもできますが、外出先では圧倒的にiPadの方が便利。パソコンはキーボード部分が邪魔になります。さっと取り出して使え、目的地が近くなったらさっとしまえるiPadは、移動中や外出先での映画鑑賞にぴったりなのです。

バッテリー駆動時間が長い

モバイル端末にとって、バッテリーでの駆動時間は命綱。いつでも電源を使えるとは限らないし、むしろ使えない状況の方が多いからです。iPadの場合、Apple公式による説明では「Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間」( https://www.apple.com/jp/ipad/compare/#ipad-pro-10-5,ipad)となっています。映画1本分の再生なんて余裕。バッテリー残量を気にしながら映画を観る必要はありません。

低画質でも高画質でも対応可能

iPadRetinaディスプレイで有名です。これは高画素密度のディスプレイで、人間の目ではそれぞれのピクセルを見分けることが不可能なレベル。そのため、映し出された映像や画像は、細部まで鮮やかで美しく写ります。

動画配信サービスの多くは、低画質モードか高画質モードを選んで視聴できます。移動中の映画鑑賞では低画質モードでの鑑賞になるでしょうし、ホテルや自宅のネット回線であれば高画質モードでの鑑賞になるでしょう。そうしたとき、せっかくの高画質でもディスプレイ自体の性能が低ければ、画面の美しさが減ってしまいます。iPadなら、移動中の低画質モードにも安定した回線での高画質モードにも対応できます。

 

実際に映画をiPadで観てみよう

でも、本当に移動中にレンタルした映画をiPadで楽しめるのでしょうか? そこでiPadを持って、実際に新幹線の中で試してみましょう。

実は最近、東海道新幹線が全車両に無料Wi-Fiを順次導入していくと発表。新幹線では他に先駆けての導入です。もともとWi-Fiは導入されてはいたのですが、使い勝手が非常に悪く「つながらない」と言われていました。今回導入される無料Wi-Fiは、誰でも使えて回線の質も良くなっているのだとか。せっかくなので、この東海道新幹線に乗ってみることにします。利用する動画配信サービスはビデオマーケットです。

事前準備――映画をレンタルし、アプリを入れる

お供に選んだ映画は『天使にラブ・ソングを2』。もう10回以上観ているお気に入りの作品です。ウーピー演じる主人公デロリスの破天荒で物怖じしない性格も大好きですが、何回も観ているうちに筆者はトーマス神父ファンになってしまいました。

今すぐ『天使にラブ・ソングを2』を観るならこちら

ビデオマーケットはサイトから動画をレンタルしてアプリで再生するシステム。まずは自宅の回線でiPadにビデオマーケットのアプリを入れ、公式サイトで作品名を検索してレンタル。アプリを起動し、無事に動作するか確認するために最初の数分を再生してみると、なめらかに動きました。画質設定は公共Wi-Fiでの視聴となるため「軽量モード」(低画質モード)です。では、残りは新幹線の中で楽しむこととしましょう。

乗車後、iPadを新幹線のWi-Fiに接続

東海道新幹線の新しい無料Wi-Fi

出典:東海道新幹線の無料Wi-Fi接続画面|筆者撮影・加工

 

東海道新幹線へは東京駅から乗車。早速iPadを新幹線Wi-Fiに接続します。案外簡単に、そしてスムーズに接続できました。

まず、車両にShinkansen Free Wi-Fiのステッカーが貼ってあることを確認しましょう。このステッカーがあれば、車内で無料Wi-Fiを使えます。iPadの設定からShinkansen Free Wi-Fiを選びます。

メールアドレスやSNSアカウントで登録できるので、登録したら利用規約に同意すれば接続完了です。画面の注意書きにもある通り、1回の接続時間は30分ですので30分ごとに利用規約同意画面で同意してください。

いよいよレンタルした映画を観よう

いよいよ、iPadで再生開始です。アプリを開き、レンタルした映画のサムネイルをタップ。『天使にラブ・ソングを2』の青い帯が出るオープニングから、賑やかなラスベガスのネオンへと続きます。デロリスがステージ上で歌いながら宙を舞うところまで、止まることなく再生。軽量モードですが、ダンサー達の表情やシスターの満面の笑み、久しぶりに再会したデロリスを細菌呼ばわりする院長の顔のシワまではっきり分かります。

音楽コースの悪ガキ達に悪戦苦闘するデロリスとシスター達、そしてトーマス神父にニヤニヤしていたら、いつの間にか新横浜駅を通り過ぎていました。乗り物酔いや退屈さをどうにかしようと体力を消耗することの多かった筆者。移動中の映画の威力には感謝してもしきれません。

見終わらなかった映画の残りはホテルで

降車駅までもあっという間。映画はちょうどコンクール会場の物置のドアにフランスパンをねじ込んだところでした。ずっと低画質で再生してきましたが、映像は一度も止まることなく快適に視聴できました。残りはホテルで楽しむことにしましょう。

ホテルでは、ベッドの上で寝転がって観るならiPad、デスクやコーヒーテーブルに置いて観るならパソコンが便利です。ビデオマーケットでは前回視聴した部分の続きから再生することが可能。ホテルで続きを観るために、駅近くのスーパーマーケットで映画スナックも入手しました。

ホテルのWi-Fiに接続し、視聴再開。『天使にラブ・ソングを2』の名シーン、コンクールで迫力あるパフォーマンスを披露する子ども達と嬉しそうなトーマス神父を眺め、鑑賞は無事に終了しました。

 

使ってみた動画配信サービスを比較

今回の移動ではiPadビデオマーケット・アプリで映画を観ましたが、動画配信サービスはいろいろあります。どのサービスを使うか選ぶ際に重要なのは、自分に合っているかどうかということ。自分に合っているサービスを利用すると、iPadでも快適に映画鑑賞ができるでしょう。

そこで、有名なサービスのうち筆者が実際に使ったことのある動画配信サービスを比較しますので、ご参考になさってください。比較項目は以下の通り。数値等はすべて、20189月現在のデータです。

  • 月額料金・・・定額月額料金制の場合の月額料金。
  • 動画配信数・・・公式サイトで公表されている配信動画数。
  • PPVレンタル期間・・・PPV(追加ポイント・料金を払ってレンタルするもの)のレンタル期間の最短日数と最長日数。
  • 見放題・・・見放題サービスがあるか否か。ある場合は見放題動画を検索した場合のヒット件数。映画以外にドラマ、バラエティなど他ジャンルを含む。
  • 購入・・・レンタルではなく、作品のデジタル購入ができるか否か。
  • 低画質モード・・・低画質・標準画質モードでの再生ができるか否か。公共Wi-Fiスポット利用時に重要。
  • ダウンロード・・・レンタル作品を端末にダウンロードできるか否か。
  • 字幕/吹替の切替・・・1回のレンタルや購入で字幕と吹替を切り替えて観られるか否か。
  • 邦画配信数・・・公式サイトで邦画を検索した場合のヒット件数。予告編等含む。
  • 洋画配信数・・・公式サイトで洋画を検索した場合のヒット件数。予告編等含む。

iTunesストアの特徴

  • 月額料金・・・なし
  • 動画配信数・・・11万2,000本以上
  • PPVレンタル期間・・・2日
  • 見放題・・・なし
  • 購入・・・あり
  • 低画質モード・・・あり
  • ダウンロード・・・あり
  • 字幕/吹替の切替・・・作品による
  • 邦画配信数・・・不明
  • 洋画配信数・・・不明

iTunesストアでは月額制がなく、作品ごとのレンタルまたは購入のみ。ただし端末へのダウンロードができるので、あらかじめダウンロードしておけばインターネット接続できない状況でも視聴できます。最近配信された映画では、1回のレンタルまたは購入で字幕/吹替の切り替えが可能。しかし過去に配信された映画では、字幕か吹替かを選んで別々に購入する必要があります。邦画・洋画それぞれの配信数は不明ですが、邦画は最低でも1,300本ありました。

見放題サービスがないため、なんとなく観る作品を探している人やハードユーザー向きではありません。レンタル価格は登録なしでAmazonプライム・ビデオを利用した場合と同程度。iTunesストアの一番の強みは、Appleの公式サービスなのでiPadでの動作が保証されているということです。たまに映画を観る程度というかなりライトなユーザーか、Retinaディスプレイの威力を存分に味わいたい人におすすめです。

ビデオマーケットの特徴

  • 月額料金・・・プレミアム&見放題コースで980円/月(税別)
  • 動画配信数・・・20万本以上
  • PPVレンタル期間・・・2日〜14日
  • 見放題・・・あり。2,492件
  • 購入・・・あり
  • 低画質モード・・・あり
  • ダウンロード・・・なし
  • 字幕/吹替の切替・・・あり
  • 邦画配信数・・・6,742件
  • 洋画配信数・・・7,580件

ビデオマーケットの場合、プレミアム&見放題コースでは見放題やPPV、購入を利用できます。毎月540ポイントが発行され、映画のような長編の動画なら1本、ドラマなどの短編なら2本分が観られます。今のところダウンロード視聴ができないため、インターネット接続環境は必須。Wi-Fiスポットが比較的多い都市部の人や自宅での視聴が多い人向きと言えるでしょう。今回は新幹線のWi-Fiスポットで視聴しましたが、「軽量モード」なら再生中に止まってしまうこともなく、画質にも支障はありませんでした。レンタル店よりも早く新作が観られることも、魅力のひとつ。映画の配信数は、邦画・洋画共にU-NEXTを上回っています。

そして、他の動画配信サービスとの大きな違いは、公式サイトの動的要素の少なさ。動画配信サービスの公式サイトの多くは、ビジュアル的に凝った作りになっているのが災いして、閲覧していると目が疲れます。対して、ビデオマーケットの公式サイトは勝手に動画が流れたりスクロールしたりする部分が少なく、検索画面も一覧性が高い。そのため、観たい作品を雰囲気やジャンルから探したい場合や特集から探す際に、とても便利です。

見放題動画の検索ヒット数は2,492件。月額料金を抑えて新作・準新作を楽しみたいライトユーザーや、昔の作品をいろいろ観たい人におすすめです。

U-NEXTの特徴

  • 月額料金・・・ビデオ見放題サービスで1,990円/月(税別)
  • 動画配信数・・・13万本以上
  • PPVレンタル期間・・・2日〜30日
  • 見放題・・・あり。5,409件
  • 購入・・・なし
  • 低画質モード・・・あり
  • ダウンロード・・・あり
  • 字幕/吹替の切替・・・あり
  • 邦画配信数・・・2,541件
  • 洋画配信数・・・4,296件

U-NEXTの場合、動画見放題と雑誌読み放題、さらに毎月1,200ポイントをもらえるプランで月額1,990円(税別)です。1,200ポイントはPPVの映画で23本分なので、毎月新作2本くらいなら追加料金なしで観られる計算です。動画の購入システムはなく、すべてレンタル。複数話パックか1話だけのレンタルかで、レンタル期間が大きく異なります。

多くの場合、動画のダウンロード視聴ができます。そのため、Wi-Fiスポットのない場所にいることが多い人にはとても便利です。ダウンロードなしで視聴しようとすると、再生が途中で止まったり、エラーになることもあるので注意。できる限りダウンロード視聴 をする方がストレスなく楽しめます。

映画の特集数が非常に多く多岐にわたるので、観たい作品がなくなってしまうという状況はまずありません。また、他の動画配信サービスにはないアダルト動画が観られるのも他と一線を画するところです。

見放題では洋画の検索ヒット件数が3,248件、邦画で2,161件でした。見放題では古典作品や昔の日本映画が多く見つかります。無料で読める雑誌は、ファッション誌やライフスタイル誌など。たくさん動画を観る人や雑誌が好きな人におすすめです。

Amazonプライム・ビデオの特徴

  • 月額料金・・・Amazonプライム会員登録で400円/月(税込)
  • 動画配信数・・・7万本以上
  • PPVレンタル期間・・・2日
  • 見放題・・・あり。件数不明
  • 購入・・・あり
  • 低画質モード・・・あり(高画質版と別売り)
  • ダウンロード・・・一部あり
  • 字幕/吹替の切替・・・なし
  • 邦画配信数・・・8,721件
  • 洋画配信数・・・7,828件

Amazonプライム・ビデオは、月額登録ありでも登録なしでも利用できます。比較的新しい作品を月に2本以上観たい場合には、Amazonプライムに登録すると良いでしょう。登録した場合にPPVと購入以外に見放題サービスの利用ができるようになります。プライム会員特典に含まれる動画のうちの一部はダウンロード視聴が可能です。

映画の配信数はさすがAmazonといった印象ですが、画質によってレンタル料金が異なったり、字幕版と吹替版が別売りだったりするところが難点。画質や字幕/吹替の柔軟な切り替えができないので、ストリーミングでガンガン動画を観たいヘビーユーザーには使い勝手が悪いかもしれません。すでにAmazonプライム会員になっているか、時々ネットで映画をレンタルしたいという人におすすめです。

 

自分に合った動画配信サービスで楽しもう

動画配信サービスは、自分に合ったサービスを選択するのが一番コストパフォーマンスが良いもの。様々な映画をたくさん観たい、昔の名作も観てみたいという人には、新作がPPVで観られるだけでなく、見放題で鑑賞できるサービスがお得です。それに対して、特定の映画をいつでも何回も楽しみたいという人は、作品を購入できるサービスが適しています。

また、Wi-Fi環境に乏しい地域ならレンタルでもダウンロードで観られるサービスの方がストレスなく楽しめます。が、至る所にWi-Fiスポットがあったり自分でポケットWi-Fiを持ち歩いていたり、主に自宅で観たりするなら、わざわざダウンロードにこだわる必要はありません。

今回紹介した動画配信サービスは、すべてiPadで映画をレンタルできるサービス。月額制の場合は初回お試し無料期間もありますので、旅行や出張前に一度試してみると良いでしょう。

ライタープロフィール

Anshi
Anshi
長編アニメからヒューマンドラマやミステリーまで、劇場以外での映画鑑賞はもっぱら動画配信サービス利用。スリラーやホラーは怖すぎて逃げます。お気に入りで何回も観ている映画は、そのまま移動中のお供や作業BGVになることも。

ライター:Anshi