実在する超クレージーなブローカーをディカプリオが熱演!「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はお金に振り回される人々の狂想曲 - 映画みちゃお!

実在する超クレージーなブローカーをディカプリオが熱演!「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はお金に振り回される人々の狂想曲

 - 洋画

   

『地獄の沙汰も金次第』

このことわざは、”お金を持っていれば地獄の裁きさえもどうにでもなる” ”この世の中はお金を持っていればどんな時でも有利に動く” という意味で使われていることがほとんどですが、実は”裕福な人は有り余る財産を自分の為だけに使わず、不遇な人々や社会の為に使いなさい” というお金持ちへの戒めの意味があるのだそうです。

とは言え、お金はあればあるほど欲しくなるのが人間の性(さが)というもの。

『お金なんていらない』と思えるくらいに達観している人は、そうそういないのではないでしょうか。

今回ご紹介する映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、お金に振り回された人々の狂想曲です。

あらすじ

ジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)は株取引の資格を取得する為、大手証券会社で半年間の研修を終える。研修を終えた初日にウォール街はブラックマンデーに襲われ、ジョーダンは失業してしまいます。失業したジョーダンは、ようやく<ペニー株>の投資会社での仕事を手に入れます。

ウルフ・オブ・ウォールストリート出典:http://www.theimaginativeconservative.org/2014/12/wolf-wall-street-study-american-decadence.html

<ペニー株>とは、1ドルに満たない安価な株のこと。そんな誰も欲しがらない株を舌先三寸で売りまくるジョーダン。自分の話術と斬新な発想の能力に気がついたジョーダンは、26歳に自らの会社を立ち上げ、あれよあれよという間に年収4900万ドルを荒稼ぎします。

そして『狼』と呼ばれるほどの名声も手に入れたのです。

ところが…?

ウォール街のサクセスストーリー

裸一貫から企業を立ち上げ、財を築いたという話は古今東西どこにでもありますよね。

そういったサクセスストーリーは美談として語り継がれているものが多いのですが、この映画の主人公はスキャンダラスなエピソードばかり。

酒と女とドラッグに手を出し、会社でのパーティーは乱痴気パーティーそのもの。

類は友を呼ぶのか、主人公の周囲もクレージーな人ばかり…。

しかも、この映画の主人公は実在のモデルがいて、映画の中のエピソードは、ほとんどが実際に起きたエピソードであるから驚きです。

スコセッシとディカプリオの化学反応

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の監督は「タクシードライバー」や「レイジング・ブル」で有名な巨匠マーティン・スコセッシ。

本作品でも、シニカルでブラックな笑いを含んだ独特の世界観が楽しめます。

主人公のジョーダンを演じたのはレオナルド・ディカプリオ。

才能のある監督と俳優が組むことにより、思いもよらない化学反応を起こすことがあります。

今回の映画はその良い例です。

ウルフ・オブ・ウォールストリート出典:http://blog.goo.ne.jp/skooon/e/0ed5cc796166c51876417ee505184199

最後に裏話をひとつ

この映画の原作、ジョーダン・ベルフォート著『ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』の映画化権を争って、ディカプリオが持つ制作会社と、ブラッド・ピットが所有する制作会社が入札で競り合ったそうです。

ブラッド・ピットが演じるブローカーも見てみたい気もしますが、”紙一重” 的なぶっ飛んだブローカーを演じたディカプリオもとても魅力的です。

ディカプリオのクレージーな演技は大人だけしか味わえない、長い冬の夜にぴったりの作品です。

ウルフ・オブ・ウォールストリートの動画を見る

ライター:のーす・うぃっち