スティーヴ・マックイーン主演、カーアクションの先駆的な作品「ブリット」

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スティーヴ・マックイーンがタフな刑事役に扮し、アクションをたっぷりと披露。大ヒットし、彼の代表作のひとつとされています。カーアクション場面が何といっても見どころで、その迫力は今見ても衰えていません。イギリス人監督ピーター・イェーツにとっては初めてのアメリカ映画となりました。

「ブリット」のあらすじの紹介

ブリット出典:http://www.ridelust.com/bullitt-1968-with-shot-for-shot-remake/

サンフランシスコ市警察に奉職する警部補ブリットは、ある裁判の証言予定者の護衛の任務に。しかし、油断した隙にその男は殺し屋に消されてしまいます。周囲にきな臭いものを感じたブリットは男がまだ生きているように見せかけ、手がかりを得ようとします。どうやらある政治家が怪しいと睨んだブリットは彼の行動を追うのですが……。

カーチェイス場面は映画史上に残るもの

サンフランシスコでのカーチェイスシーンは「駅馬車」などと並ぶ映画史上のベストアクション場面のひとつ。後の映画にも多大な影響を与えました。実際、この映画の製作をつとめたフィリップ・ダントーニ自身が3年後、「フレンチ・コネクション」を発表。カーアクション場面をさらに派手にし、アカデミー賞作品賞を獲得しています。

原作小説を大胆にアレンジ

この映画、原作となったロバート・L・バイクの小説とは大幅に違っていて、小説では舞台がボストン、主人公はアイスを食べてばかりという奇人刑事。最初は名優スペンサー・トレイシーがそんなブリットを演じる予定でしたが、スティーヴ・マックィーンに変わったせいでカーチェイス場面が挿入され、もっと主人公はカッコよくなったのです。

カーチェイス場面で有名なこの作品、マスタングGT390を乗り回すスティーヴ・マックイーンが何ともカッコよく、この時代に最も輝いていたスターであることがよく分かります。アクション映画、およびマックイーンファンなら見逃せない傑作。

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題名 ブリット
監督 ピーター・イエーツ
出演 スティーヴ・マックイーン
ジャクリーン・ビセット
制作年度 1968年
本編時間 114分
製作国 アメリカ

ライタープロフィール

大地太郎
大地太郎
1920年代の古典作品から、フランス・ドイツ・イタリアの巨匠の作品、そしてアメリカン・ニューシネマまで、古い映画ならかなりの本数を見ています。特にハリウッドの黄金期の作品が気に入っています。

ライター:大地太郎