実写映画で明かされる真実!フランス版「美女と野獣」が描く永遠の真理

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1740年にG・ド・ヴィルヌーヴによって最初に書かれ、現代ではディズニーアニメーションでおなじみの「美女と野獣」が究極の映像美で実写化!アニメを観たことがない人も、そのあらすじだけはご存じなのではないでしょうか。今回は、アニメ版を観たことがない人はもちろん、アニメ版のファンにも是非おすすめしたい実写版「美女と野獣」の魅力に、様々な観点から迫ります。

美女と野獣出典:http://www.fashion-press.net/news/11752

アニメ版を見て育った女子に観てほしい!アニメでは描き切れなかった残酷で美しい真実がそこにある

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ディズニーアニメ「美女と野獣」をご覧になった方は多いでしょう。野獣を最初は恐れながらも次第に心を開き、やがて二人が真の愛情をお互いに持てた時に魔法は解けて二人は幸せに・・・。まさにおとぎ話の世界ですよね。

アニメと同じストーリーでしょ?と思って実写版を観ないのはもったいない!アニメは「美女と野獣」の世界観の導入編、この実写版では野獣が野獣たる真実とベルの美しいだけではない気高さに触れ、より深く味わう事ができます。

アニメを見た世代にこそおすすめしたい実写映画。もちろんアニメを知らない方にも、絵本を見て育ったシニア世代にも、この映画は美女と野獣の本当のストーリーを語ってくれます。実写ならではの舞台セットの豪華さ、主演のレア・セドゥ自身がこだわり抜いた衣装の美しさも必見です。

おとぎ話のストーリーに波乱万丈なエピソードを盛り込んだ、ファンタジー作品の枠を超えた面白さ

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物語はベルの父が財産を失い、一家が田舎へ引っ越すところから始まります。ある日父が無くした船が一艘見つかり、父は喜び勇んで取り戻しに行きますが望みはかなわず。失意の中、野獣の城に迷い込み、そこで一晩主がいないままに歓待された父は城に咲いた一輪のバラを手折りますが、それが野獣の逆鱗に触れ、野獣に父か家族の命を差し出せと迫られます。死ぬ前に一目家族と会いたいと懇願しいったん帰った父から話を聞いたベルは、自分がねだったバラが原因と知り、自分の命を差し出す覚悟で野獣の城へ。そこで野獣との不思議な暮らしが始まりますが、夢で見た野獣の城の全盛期と美しいプリンセスの謎を解き明かそうと探るうち、野獣が野獣になってしまった本当の理由を知る事になるのです。

ベルがなぜ真実を知り得たのか、それはベルが大人になりきっていない成長過程の娘であり、勇気と好奇心と強情さを持った年頃だからこそ。若い娘時代特有のストイックな気持ちが彼女を野獣の悲しみの原因へと導きます。今まであまり語られなかった「野獣とベルはなぜお互い惹かれ合ったのか」がこの映画でついに明らかに!

原作を甦らせた実写映画化。野獣の変身は神話にルーツが?

野獣が野獣に変身させられるエピソードは、神話によくある変身にヒントを得ているようです。神話ではナルシストの語源ナルキッソスがスイセンの花に変身するエピソードなど、神や人間が動物や花などに変身したり変身させられたりする話がたくさんあって、美女と野獣の原作にも影響を与えているんです。日本でも宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が豚に変身していたり、白が本当はコハク川という川の神だったりと変身エピソードは今も昔も私たちの興味を誘います。なぜ人間の姿形でいる事を許されないのか、なぜ野獣なのか、原作で語られたその理由をひも解いてくれるこの映画は、単なるおとぎ話の枠を超えた人間のあり方のお話。夢物語では終わらない深い余韻がある作品です。

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ライター:てんてんにゃんた