『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』 アナログ撮影ならでは苦労話も

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『スター・ウォーズ』シリーズの劇場版第1作。当初、『スター・ウォーズ』として公開された作品です。アメリカのみならず、世界中で大ヒットし、世界歴代興行収入2位(インフレ調整版)という記録をもっています。

日本でも驚異の大ヒットを記録

ハンソロ出典:http://blog.goo.ne.jp/okudaidou/c/9bae1e70bfcca802920ccecde8eacaf5

『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』(以下、『スター・ウォーズ』と表記)は公開前から異例の盛り上がりを見せていました。アメリカでの公開は1977年5月25日ですが、日本で公開されたのは、先行上映でも1978年6月24日でした(一般公開は7月1日)。じつに1年以上が経過しています。いまでは、考えられないことですね。

一説によると、このタイムラグはビジネス上の戦略によるものとされています。とにかく、公開前から情報だけがどんどん日本に入ってきます。ガマンしきれなくなった人たちがアメリカ本土やハワイ、グアムへ『スター・ウォーズ』を観に行くという行動に出ました。そして、帰ってきて、

「すごかった」

と話すものですから、世間はますますヒートアップします。まだ日本で公開されていないうちから、何回観たかを競いはじめ、「スター・ウォーズ評論家」を名乗る人も出てきました。

特撮SF映画としての魅力が満載

ベイダー出典:http://ouattheater.blogspot.jp/2015/01/starwars-episodeiv-new-hope1977.html

ようやく、日本でも公開された『スター・ウォーズ』は、もちろん、大ヒット。そこまで盛り上がった背景には、当時の時代状況もあります。日本では、のちにオタクと呼ばれるマニアが登場し始めたのがこの頃からと言われています。

さまざまなキャラクターや特撮の趣向にあふれた『スター・ウォーズ』は、オタク的な人たちの「語りたい」欲求を大いに刺激しました。

また、主人公のルーク・スカイウォーカーと行動をともにすることになるR2-D2やC-3POといったドロイド(知性のあるロボット)は漫才コンビのようで、見た目も愛らしく、一般の人たちにも大いに人気が出ました。

撮影の裏側を語った映像も発掘された

シリーズ化された『スター・ウォーズ』はひとまず3部作としてエピソード4~6が公開されました。その後も人気が衰えず、エピソード1~3の製作で終わるはずだったのが、全9作の構想が発表されました。長年にわたる人気のおかげで、撮影秘話や秘蔵映像もたくさん公開されています。

【アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)インタビュー】
C3-PO出典:https://www.youtube.com/watch?v=0hCjBvqXZT0

現在のようなデジタル技術が開発されていなかった70年代は撮影も大変でした。C-3POの中に入っていたアンソニー・ダニエルズはこうも語っています。

「衣装のまま座るのは不可能だ」と断言するアンソニーは、C-3POが座っているシーンは、胸から下の衣装を着ずに撮影するか、実物大模型を使用したと驚きの事実を告白。

引用:http://www.cinematoday.jp/page/N0073464

他にも、砂漠のシーンでコケた話とか多くの苦労を語っています。こうした苦労の甲斐あっての大成功だったんですね。

勧善懲悪のスカッとするストーリー

『スター・ウォーズ』ヒットのもうひとつの理由はわかりやすいストーリー。脚本も書いたジョージ・ルーカス監督が認めている通り、黒澤明監督の娯楽時代劇『隠し砦の三悪人』の影響を受けています。ライトセーバーの扱い方がフェンシング風ではなく、日本刀っぽいのはそのためです。黒澤作品の冒頭に出てくる2人組の百姓がR2-D2とC-3POのモデルになっています。

そうしたことを知って観ると、『スター・ウォーズ』にますます親しみがもてますね。

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ライタープロフィール

RJラボ
RJラボ
スター・ウォーズに魅了され映画の虜となっていました。

洋画を見ることが多いですがジャンルに拘りはありません。
今では映画無しでは生きていけない程です。

ライター:RJラボ