配収83億円の大ヒットを記録した、ブルース・ウィリス主演SF超大作「アルマゲドン」

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1950年代から続く根強い人気のディザスター(パニック)映画

ディザスター(パニック)映画の歴史は古く、1950年代頃から作られていた。70年代には飛行機系の「大空港」や「エアポート」シリーズ、列車系の「カサンドラ・クロス」、船系の「ポセイドン・アドベンチャー」、高層ビルが舞台の「タワーリング・インフェルノ」と様々なシチュエーションの災害ものが作られ大ヒットした。80年代にブームは下火になるものの、90年代に入りCG(特撮)技術が進歩し、また量産されるようになった。その多くは市街地や、輸送機関といったある種の閉鎖空間が舞台となっていたが、だんだんと地球規模の災害を描く作品が登場し始めた。

エンパイア出典:http://filmgurulad.blogspot.jp/2012/05/armageddon-review.html

「アルマゲドン」 vs 「ディープ・インパクト」

1998年には、地球に衝突不可避の小惑星を破壊すべく人々が苦闘する様を描いた「アルマゲドン」と、内容が酷似している「ディープ・インパクト」の2作が公開された。小惑星に上陸し核爆弾で破壊しようと試みる選ばれし者たちは、「ディープ・インパクト」が少数精鋭の宇宙飛行士らなのに対し、「アルマゲドン」では石油採掘会社の社員という素人集団が中心となっている。小惑星の内部まで穴を掘り核爆弾を埋める必要があるためだが、その設定が意表を突く。
流星群によってマンハッタンが破壊されるシーンから始まる本作の前半は、タイムリミットが迫る中、採掘はプロだが宇宙空間が初めてのド素人たちが飛行士になるまでの騒動が描かれる。訓練の様子はNASA(アメリカ航空宇宙局)の協力もあって、実際の施設で撮影されたりしたためにリアルで説得力のある映像となっている。

オールキャスト出典:http://www.kino-teatr.ru/blog/y2015/4-23/632/

黄金コンビの製作&監督に加え、エアロスミスが主題歌を熱唱!

後半で無事に宇宙に飛び立った素人集団だが、これでもかと予期せぬ事態に巻き込まれていく。この辺りは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの製作で知られるジェリー・ブラッカイマーと、「トランスフォーマー」シリーズや「バッドボーイズ」などを手掛けたマイケル・ベイ監督の、ド派手アクション映画を得意とするコンビの真骨頂。文字通り息もつかせぬハラハラドキドキシーンの連続で、観るものを圧倒する。

ベン&リヴ出典:http://www.flasking.com/blog/armageddon-angry/

主人公ブルース・ウィリスと娘リヴ・タイラーの父娘愛、ウィリスの部下であるベン・アフレックとリヴの愛、他のクルーらの家族愛など、様々な背景も語られるがあくまで見どころはCGをふんだんに使ったアクションシーンである。
リヴ・タイラーの父であるスティーヴン・タイラーのいるエアロ・スミスが本作の主題歌を歌い、実の父娘間接共演も注目されたが、日本では松田聖子のカメオ出演が話題となった。
1999年の正月映画(98年12月)として公開された本作は、配収83億円以上を稼ぎ年間1位の大ヒットだった。(ちなみに2位は「スターウォーズ ファントム・メナス」の78億円)

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ライター:でっかーど